新緑の季節になりました。子どもたちも新しい環境に慣れ始め、毎日いきいきと過ごしています。今月は、幸ヶ谷幼稚園の保育の中で大切にしていることを、少しお伝えしたいと思います。
「子ども主体の保育」は、見守るだけではありません
「子ども主体の保育」という言葉を聞くと、「子どもが好きなようにさせている」と受け取られることがあります。でも実際は、その逆です。
子どもが自分らしく動き、育っていくためには、その子のことを深く知っている大人が傍にいることが必要です。一人の子どもが一日の中で見せる表情や言葉、友達との関わり、ちょっとした変化など、丁寧に拾い上げるためには、複数の目が必要です。
クラスに2名の担任を置くだけでなく、サポートの職員も加わり、学年の先生たちや隣り合ったクラスで連携しています。昨年度末のアンケートに「担任の先生だけでなく、どの先生も子どもの名前を覚えていてくれる」という声をいただきました。それはこうした仕組みがあるからだと思っています。一人の子どもをより多角的に、より深く知るために、チーム全体で関わっています。
見たことを、届ける
その目で見たことは、先生同士で共有し、保護者の皆さんにも届けるようにしています。
特に入園直後の時期は、「今日どうだったんだろう」と気になる方も多いと思います。そのため年少組の前期は、その日の様子をコドモンでお伝えしたり、お迎えの際に直接お話しするよう心がけています。
3年間を通じては、写真や記録をドキュメンテーションという形でお届けしています。
「いつも楽しみにしています」「子どもと一緒に見て話す時間が好きです」と、年度末のアンケートでそんな声をいただくたびに、続けてきて良かったと感じます。
また、1学期には保育参加の機会もあります。ドキュメンテーションや写真では伝えきれない、日々の保育の空気を、ぜひ同じ場所で感じていただければ幸いです。
子どもと一緒に、育っていく
子どもは日々育っています。そしてその育ちは、子どもだけのものではありません。子どもを見つめる中で、私たち大人も一緒に育てていただいていると感じています。
今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。






